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リチャード・シャーマン(Richard Sherman 1989年3月30日- )はカリフォルニア州コンプトン出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLのシアトル・シーホークスに所属している。ポジションはコーナーバック。 == 経歴 == 高校時代は、アメリカンフットボールと陸上競技を行った。3年次には28回のレシーブ(平均30ヤード)で14TDをあげた。陸上競技でもUSAトゥデイよりオールアメリカンに選ばれる活躍を見せ、三段跳で50フィート8インチを跳んで、カリフォルニア州のチャンピオンになった。また100mで10秒77、110mハードルで13秒99、走幅跳で23フィート8インチの自己ベストをマークした。 スタンフォード大学に進学した彼は、1年次には、ワイドレシーバーとして起用され、34回のレシーブで581ヤード獲得、3TDをあげて、フレッシュマンのオールアメリカンに選ばれた。その後2年間で47回のレシーブで759ヤード、4TDをあげた。2008年には4試合に出場したところで、ひざを負傷しシーズン絶望となった。怪我から復帰後、コーナーバックに転向し、2シーズンで112タックル、6インターセプトをあげた。2010年6月学位を取得したが、修士課程に進学し、5年目となるこの年もプレー、チームは12勝1敗でシーズンを終えた。 2011年のNFLドラフトでは5巡でシアトル・シーホークスに指名されて入団した。この年、マーカス・トルファント、ウォルター・サーモンドの負傷もあり、10試合に先発出場し、53タックル、21パスディフェンス、4インターセプトをあげて、プロフットボール・ウィークリーより、オールルーキーチームに選ばれた。 2012年第5週の勝利したニューイングランド・ペイトリオッツ戦では、相手QBのトム・ブレイディに試合中盛んに話しかけた。第8週のデトロイト・ライオンズ戦を前に、相手のエースレシーバー、カルビン・ジョンソン(メガトロンの愛称を持つ)に対抗してTwitterで自らを「オプティマス・プライム」と称した。この試合で彼はジョンソンをチームメートとともに、3回46ヤードとシーズン最少の記録に抑えた。この年8インターセプト、NFLトップの23パスディフェンスを記録し、最優秀守備選手賞に推す声もあったが、プロボウルには選ばれなかった。第6週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦ではトム・ブレイディからインターセプトを奪ったが、試合中盛んにブレイディに対して口撃をしかけた。第10週のニューヨーク・ジェッツ戦では自陣6ヤードまで攻め込まれたところから、マーク・サンチェスのパスをインターセプト、失点を防いだ。またこの試合ではプロ初サックを記録、ファンブルを誘いターンオーバーにつなげる活躍を見せ、NFC週間MVP守備部門に選ばれた。 11月下旬、運動能力強化薬物(RED)規定違反の疑いで、ブランドン・ブラウナーとともに、シーズン終盤の4試合の出場停止処分を受けた。これに対してブラウナーは、12月4日に異議申し立てを取り下げてレギュラーシーズン最後の4試合を欠場したが、彼は異議申し立てを継続し、最終的に処分は取り消しとなった。第14週のアリゾナ・カージナルス戦では2インターセプトをあげ、その内の1回はリターンTDにつなげている。第16週のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ戦では、FGブロックされたボールをリカバーし90ヤードのリターンTD、またインターセプトをあげた。最終週のセントルイス・ラムズ戦でも1インターセプトをあげた。 プレーオフで対戦するワシントン・レッドスキンズからは、シャーマンが出場停止処分を逃れたことについて「彼は詐欺師だ。」といったコメントも見られた。 2013年、第15週のニューヨーク・ジャイアンツ戦では2インターセプトをあげた。この年、プロボウルに選出された。この年チームはパス喪失ヤード、相手パスディフェンスでリーグトップの成績を残した。サンフランシスコ・フォーティナイナーズとのNFCチャンピオンシップゲームでは、コリン・キャパニックからエンドゾーン内のマイケル・クラブツリーに投げられたパスをはじき、これをマルコム・スミスがインターセプトし、チームはスーパーボウル出場を決めた〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リチャード・シャーマン (アメリカンフットボール)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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